ファンヒーター(石油、ガス)を使うと結露がひどくなる理由とは?


冬になると欠かせないのが、暖房器具。

その中で、石油やガスのファンヒーターを使われている方も多いのではないでしょうか?

しかしながら、ファンヒーターは実は冬の結露の最大の犯人でもあるのです!

このページでは、なぜファンヒーターを使うと結露がひどくなるのか、その理由についてお話ししていきます。

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ファンヒーターの仕組み


石油やガスのファンヒーター、エアコンに比べるとすぐに暖まるので、特に寒い日の朝なんかは大活躍しますよね。

私も石油のファンヒーターを使っていたことがあるのですが、冬の朝、起きたあとキンキンに冷えた室内でまずやることは、そう、ファンヒーターをつけることです。

これをやらなければ、1日が始まりません。

服を着替えるときなどは、もう絶対にファンヒーターの前です。

そんなファンヒーターですが、どうやって空気を温めているのでしょうか?

この質問は、とても簡単ですね。

石油やガスといった燃料を燃やして、空気を温めているのです。

注意しなければならないことは、燃料を燃やすときに室内の酸素を使っていますので、あまり長時間使い続けると室内が酸欠になってしまうことです。

だから、ファンヒーターを使うときは数時間に一度、部屋の換気をしなければならないのですね。

ファンヒーターは結露の発生源になる


冬の生活の問題の一つに、そう、結露があります。

朝起きると、部屋の窓などが結露で水浸しになっているという、あれですね。

窓が濡れるだけならまだ良いのですが、結露水が溜まって床に落ちてしまうと、床が傷んでしまうため大変です。

そんな厄介だらけの結露ですが、実はファンヒーターを使うと結露がとんでもなくひどくなること、あなたはご存知でしょうか?

私もファンヒーターを使っていた時にはそのことに気づかず、冬の結露ってこんなにも酷いのだなーとただただ普通のことだと思っていました。

でも、大学生の頃に一人暮らしを始めてファンヒーターを使うのをやめると、格段に結露の状況が良くなったのです!

そう、あれだけひどい結露が発生していた犯人は、ファンヒーターだったのです。

しかし、なぜ燃料を燃やしているはずのファンヒーターが結露の原因になるのでしょうか?

使っていたら部屋が乾燥こそずれ、結露の原因になるなんてのはちょっと不思議ですよね。

その理由を、次の章で説明していきます。

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なぜ結露がひどくなるのか?


それではここから、なぜファンヒーターを使うと結露がひどくなるのか説明していきます。

結論から言うと、石油やガスを燃やすと、水が発生するからです。

にわかには信じ難い話ですが、石油やガスを燃やすと大量の水がでてくるのです。

そのせいで、結露が激しくなるのですね。

しかし、石油やガスを燃やすとなぜ水が発生するのでしょうか?

それは、石油やガスの成分に注目すると分かります。

石油やガスの主成分は、水素と炭素です。

この水素と炭素の結びつき方によって、ガスになったり石油になったりするのです。

水素や炭素の数が少ないとガスになり、水素や炭素の数が多いと石油になります。

少し難しいですが化学式で書くと、こんな感じです。

・都市ガス(メタン)=CH4

・LPガス(プロパン)=C3H8

・石油(灯油)=C12H26くらい

(Cが炭素、Hが水素の数です)

これらの物質を燃やすとどうなるか?

燃えるときに酸素と結合すると、炭素は二酸化炭素、水素は水蒸気になります。

そう、この水素を燃やした時に出る水蒸気、これが結露の真犯人だったのです!

一番簡単な都市ガス(メタン)が燃えるときの化学式は、下記のようになります。

CH4+O2→CO2+2H2O
(都市ガス+酸素→二酸化炭素+水蒸気)


このような反応が起きているので、ファンヒーターを使うと結露がひどくなるのです。

しかも、この水蒸気の量はものすごい量が出ており、例えば灯油1リットルが燃えると、なんとそれと同じくらいの水蒸気が発生します!

すごいですよね。

ガスに関しては、そんな灯油よりもたくさんの水蒸気を発生させます。

そんなに水蒸気がバンバン出ていたら、それは結露するはずですよね。

まとめ


以上が、ファンヒーターを使うと結露がひどくなる理由です。

まとめると、下記の通りです。

・石油がガスの主成分は、炭素と水素

・その水素が燃えると、酸素と結びついて水蒸気になる

・発生した水蒸気が、結露がひどくなる原因

・灯油1リットルを燃やすと、それと同じくらいの水が発生する

とても快適なファンヒーターですが、使う時は結露対策が必須ですね。


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