ブーゲンビリアを買って初めての冬。
越冬の仕方に失敗してブーゲンビリアが大ピンチに陥りましたが、近所の園芸ショップの店員さんのアドバイスで何とかピンチを脱しました!
このページでは、そんな出来事を経て学んだ、ブーゲンビリアの越冬の方法についてお話ししていきます。
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ブーゲンビリア購入
うちの家にブーゲンビリアがやってきたのは、10月でした。
10月に結婚2周年記念で佐賀に旅行に行ったのですが、そのときにブーゲンハウス嬉野というブーゲンビリア園に行って、そこで妻が購入しました。
とても色鮮やかなキレイな花で、部屋の中がとても華やかになりました。
ブーゲンハウスの方の話によると、鮮やかなピンク色をしているところは実は花ではなく色のついた葉っぱだそうです。
そして花は、良く見ると別に小さな白い花が咲いています。
購入するときに育て方を聞くと、しばらくしたら花とピンク色の花がしおれてくるから、そうなったら枝の根本からカットしてくださいというアドバイスを受けたので、それを守って大切に育てようと思いました。
普通の葉っぱまで落ちて大ピンチに!
10月に晴れてうちにやってきたブーゲンビリア、その時にはキレイに咲いていた花とピンク色の葉っぱも、11月くらいになると確かにしおれてきました。
言われた通りに、しおれたところは根元の枝から切って剪定しました。
また暖かくなったらキレイな花が咲くのかなと思って楽しみにしていたのですが、なんと12月になったら緑色の普通の葉っぱまで落ち始めました!
ブーゲンビリア大ピンチです。
まさか枯れた!?
妻と本気で心配しました。
買ったときにもらったブーゲンビリアの育て方には、肥料は3ヶ月に一回、水やりは冬は1週間に一回程度と書かれていて、それを守っているのになんで!?
しかも、鉢の土には若干カビのようなものまで……
とりあえず様子を見ようと思ったのですが、1月になると9割もの葉っぱが落ちてしまいました!
これはやばいと思ったのですが、どうしたら良いか分からず妻と話した結果、カビが生えているから鉢の植え替えをした方が良いんじゃないかという結論になり、近くの園芸ショップに行って鉢の植え替えをお願いしてみることにしました。
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園芸ショップに駆け込む
そして辿り着いた園芸ショップ。
急いでブーゲンビリアの植え替えをお願いします。
私「うちのブーゲンビリアがピンチなんです!植え替えしてもらえませんか!?」
そんな弱ったブーゲンビリアを見て店員さんが言った言葉。
店員「病気の人を無理やり引っ越しさせるようなものです。そんなことをしたらブーゲンビリア枯れますよ!」
と若干切れ気味に怒られました……
植え替えは植物にとってもかなり負担となるようで、弱っている状態や間違った季節にやると致命傷を与えてしまうようです。
じゃあどうすればと思っていると、店員さんが親切に色々と教えてくれました。
以下、店員さんの話です。
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ブーゲンビリアが弱った最大の原因は、水のやりすぎです。
土がこんなに湿っている状態が続くと、寒さに弱いブーゲンビリアは根腐れしてしまいます。
土の中の根っこの量が減ると、それに合わせて葉っぱも落ちるので、それでこんなに葉っぱが少なくなっているんですよ。
大抵の人は、弱ってきたからといって更に水をあげて、結局は枯らしてしまうんですよね。
だから、しばらく水は上げないでください。
そうしたら、土が乾いて冷えの防止にもなるし、土の中に空気が入るので植物にとっても良いのです。
カビはカビが生えている土だけのければ大丈夫ですし、根っこもまだ元気な部分からまた伸び始めますから大丈夫です。
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とのことでした。
ここまで丁寧に教えてくださった店員さんに、感謝感謝です!
復活の兆し!
そして植え替えはせずに持ち帰ったブーゲンビリアに、越冬対策をしました。
まずは、置いていた場所。
今までは窓辺においていたのですが、窓で冷やされて冷たい空気に当たっていたと思います。
なので、少しでも暖かい部屋の中心のダイニングテーブルの上に置き場所を替えました。
あとは、言われた通り水は一切あげません。
水をあげないとそれこそ枯れやしないのかと若干不安にはなるのですが、園芸ショップの店員さんに言われた通り全く水やりはしませんでした。
そしたら、一か月後に何とまた新しい葉っぱが芽吹いてきたのです!

落ちてしまった葉っぱのところから、元気な若葉がいっぱい出てきました!
ブーゲンビリア、復活の兆しです。
この方法を教えてくれた店員さん、本当にありがとうございました。
このまま順調に復活して、またあの華やかな花とピンク色の葉っぱを見せてくれるのを楽しみに、これからも大切に育てていきたいと思います(^^)
まとめ
以上が、ブーゲンビリアの越冬の仕方についてです。
まとめると、下記の通りです。
・水のやりすぎは厳禁!やりすぎると枯れる恐れあり。
・土を完全に乾かし、土の中に空気を取り込む。
・家の中の、なるべく暖かいところに置く。(10℃以上推奨)
寒さに弱い品種ですから、越冬の時には最新の注意を払って育てていきたいですね。
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