幸せになるために努力が必要な理由


人は、生きていればみんな幸せになりたいと思っていると思います。

しかし、幸せになりたいと思ってはいるのに、なかなか幸せになれないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

幸せって、実は向こうから勝手にやってきてくれるものではないんです。

幸せになるためには、やはり自分で努力して掴んでいかないといけないのです。

今回は、そのことについてお話していきますね。


ただ生きるだけなら、不幸な方が都合が良い



人間をはじめ、生物は、基本的には「生きていくこと」最優先するようにDNAにプログラムされています。

これはまあ、当たり前の話ですよね。

おいそれと死なれてしまうようなプログラムがDNAにあれば、その生物は今はもう、とっくに絶滅していなくなってしまっているでしょうからね。


じゃあ、生きていく上で「幸福」と「不幸」どっちが都合が良いか?

実は、ただ生きて行くだけであれば、「不幸」の方が断然有利な場合が非常に多いのです。

そして、その不幸に耐えることが、生きていく上で最も効率的なのです。

地域のコミュニティや学校の友達、会社での人付き合いなども、嫌なことがあるからといってそこから抜けてしまえば、一人になってしまう。

現代ならばそれで死んでしまうことはないかもしれませんが、ひと昔前まではそれは即、死につながっていたでしょう。

なので、一人になるよりも、嫌なことに耐えてでもみんなと一緒にいる方が大事。

子供なら、例え暴力をすぐに振るってくるひどい親だったとしても、親の元を離れると生きてすらいけないかもしれないので、その暴力に耐えてでも親と一緒にいる方が大事です。

このように、人間は生きていくために相当な不幸に耐えられるようになっています。



不幸には耐えられるのに、幸福には耐えられない


じゃあ、「幸福」に対してはどうか?

変な言い方になりますが、人間は、自分の思っている以上に「幸福」に耐えられないようにできています。

宝くじが当たって大金を手に入れた人が、幸福になれずにまたすぐ元の生活に戻ってしまうというのは、良く聞く話ですよね。

何もしなかったら、人は幸福を手放すようにできています。

だから、物質的にはこんなに恵まれた現代の日本でも、幸せを感じることのできない人がたくさんいるのですね。

なぜそういうことが起こるかというと、「幸福」と感じることは、それが自分の身に危険を及ぼすことが往々にしてあるからです。

魅力的な異性と交際することができたら、その人を狙っていた恋敵から攻撃されるかもしれない。

お金持ちになったら、自分の持っているお金を誰かに盗られるかもしれないし、妬まれるかもしれない。

もっと昔では、狩りに行くときに、ポジティブシンキングとか言って無鉄砲に獲物に挑んでいては、命がいくつあっても足りない。

「幸福」には、リスクや危険という裏の部分が絶対についてくる、これを人間は本能で分かっているので、なかなか幸福をつかめないのですね。

幸せになるために必要な努力とは?


それならば、人間は幸福にはなれないのか?

決して、そんなことはありませんよね。

あなたの周りにも、幸せそうに生きている人もたくさんいると思います。

じゃあ、どうやったら「幸福」をつかむことができるのか?

それは、幸せの裏にくっついている危険や嫌なできごとに、適切に対処できる力を身に付けることです。

そのため、幸せになることには努力が必要なのですね。


例えば、とても嫌な会社や人間関係があっても、自分にコミュニケーション能力があれば、その集団から去って、新しい集団の中に加わるという選択肢を取ることもできます。

親から暴力などひどい仕打ちを受けても、親から独立して一人で生きている力があれば、その親から離れて暮らすこともできます。

昔の狩りの例で言えば、どんな猛獣にも決して負けない実力があれば、どんどん猛獣に挑んても、獲物をとるというプラスの成果がどんどん転がりこんできます。


以上のような理由により、幸せになるためには努力が必要なのです。

一度きりしかない人生、どうせ生きるなら、幸せな人生を送りたいですよね。

そのために、毎日少しづつでも構いませんので、幸せになるための努力を実践してみてはいかがでしょうか?