人生の下りのエスカレーターに抗う覚悟


「人生は下りのエスカレーターを上に向かって走るようなもの」

どこのどなたが言い始めたのかは分かりませんが、これは、人生というものをものすごく的確に表している言葉なのではないかと思います。

かの島田紳助さんも言われていたように思います。

そしてこの下りのエスカレーター、歳を取るごとにどんどん早くなっているような気がします。

子供のころは、下りのエスカレーターに乗っている感覚さえありませんでした。

勉強もスポーツも、やればやるだけどんどん上手くなって、成長していく。

やはり、昨日よりももっとできるようになったら嬉しいですからね。

私はいま2歳の娘がいますが、娘なんて毎日成長しまくりです。

小さな子供の成長というのはとても早く、短期間でびっくりするくらい色んなことができるようになっていきます。

まるで、上りのエスカレーターに乗っているかの如くです。

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しかし、大人はそうではありませんよね。

私ももう32歳になりますが、30歳をすぎると、この下りのエスカレーターのスピードの速いこと速いこと。

しかも、このエスカレーターは今後どんどん加速していきそうです。

仕事や勉強、スポーツなど、全力で努力してもエスカレーターのスピードに勝てなくなってきます。

スポーツであれば、私は趣味でゴルフをしていますが、大学時代に始めたときはどんどん上達してドライバーの飛距離も伸びていったのですが、今は努力しても現状維持がせいいっぱい。

また、体力作りのためにランニングをしていますが、そのきつさも少しずつ増えています。

頭を使う趣味としては囲碁をやっていますが、高校生の頃はやればやるほど上手くなってすぐに上達したのですが、こちらも今となっては、昔と変わらないか、むしろ昔より弱くなっているような。

これの何が辛いかというと、全力で努力しても良くて現状維持、下手したら努力しているのにも関わらず昔よりもできなくなるという場合があることです。

がんばっているのに、上達できない、これがものすごく辛くて悲しくなるのですね。

20代までの自分であれば、やればやるほど自分の成長を実感できていましたから。

プロのサッカー選手や、野球選手もそうですよね。

プロである限り全身全霊をかけて努力しているはずですが、それでもいつかは下りのエスカレーターに勝てない日がやってきて、引退する日を迎える。

誰しも、このことからは逃れられないことです。

しかしながら、そのエスカレーターに抗いながら、少しでも上に向かって走り続けることが、私はとても大切なのではないかと思います。

全力で走っても下っていく辛さを受け入れて、そのような状態になっても全力で下りのエスカレーターに抗って走り続ける覚悟、それが30代以降の人生で非常に重要なのではないでしょうか?

もし一度でも立ち止まってしまったら、どんどん加速していく下りのエスカレーターによってあっという間にずーっと下の方まで落ちていってしまいます。

そうならないように、辛くても全力で上に向かって走り続ける、そのようなイメージを持って自分の人生を生きていくということですね。

私もこれからの人生、どんどん加速していくこの下りのエスカレーターに少しでも抗えるように、毎日全力で生きていけたらと思います。

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