こんにちは、なゆたです。
私は35歳くらいまでは、何事も疲れ果てるまでやってこそ達成感を得られると思っていました。
これは、日本人特有の悪い部分の意識だと思います。
仕事も、プライベートも、とにかく力尽きるまでやらなければならないという固定観念に縛られていました。
その結果どうなったかというと、最終的にどうなったかというと、まさに精魂尽き果ててうつ病になりました。
そうなると、仕事の効率もガタ落ちしますし、家族にもとても迷惑を掛ける形になりました。
私がなんでこんな考え方になってしまったのかを振り返ると、大学受験の際の成功体験からなのではないかと思います。
高校2年生から3年生にかけて、結構必死で勉強して、最終的には国立の志望校に合格することができました。
受験勉強はかなりがんばってやったので、合格後は燃え尽きて真っ白になった感じになりました。
このときに、成功するためには体力が尽きるまで頑張るのが正しいと信じ込んだのだと思います。
しかし、会社での仕事や、家族生活にこの考えは通用しませんでした。
受験勉強には、はっきりとした終わりがあります。
長くても、数年です。
合格後に、力尽きても何の問題もありませんでした。
しかし、仕事や家族はこのようにはいきません。
2つとも、一生死ぬまで続いていく可能性があるものです。
それなのにこんな考えでやっていたら、途中で本当に力尽きてしまうのは当たり前ですよね。
そんな経験をしてからは、仕事や家族生活では、常にベストパフォーマンスを維持するように心がけることが大切だと思い直しました。
ある本を読んで知ったのですが、これは手術をする外科医の方など、お医者さんも常に気を使っていることの一つだそうです。
とても忙しいお医者さんがやっているのですから、私にもできるはずと思って始めました。
そして、もはや成果を上げることではなく力尽きるまでやること自体が目的になってしまっていた私が、ベストパフォーマンスができる体調を維持して成果を上げることを目的として考えるようになりました。
そしたら、力尽きるまでやろうとしていたときと違って、長い目でみると返って良い成果を上げることができるようになったと思います。
これはとても大事なことだと思ったので、これからも常に心身万全の状態で何事にも望めるように、ベストパフォーマンスを発揮できる体調を維持する意識を持って日々の生活を送っていけたらと思います。
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