与えよ、さらば、与えられん。
キリスト教の聖書に書かれている、とても有名な言葉ですよね。
仏教でも、良い行いをすれば良いことが返ってくるし、悪い行いをすれば悪いことが返ってくると言われています。
また、自己啓発書などでも、自分がしてほしいことを先に相手にしてあげると、自分もそれをしてもらえると書いてあります。
しかし私は、実際にそれをやってみてもいまいち効果を感じられませんでした。
目の前の人に与えよう与えようとはするのですが、なかなかうまくいかないのです。
当然ながら、うまく与えられないので、自分にもそれが返ってこずに自分にも与えられている感じがしませんでした。
しかし最近になって、ようやくなぜ自分が与えるということが上手くできなかったのかが分かってきました。
奉仕や与えるといった行動の本質は、宇宙全体が一つであることを意味する、ワンネスを全体としてプラスにもっていかないとダメだということです。
ワンネスとは、スピリチュアルが好きな方はご存じだとは思いますが、元々宇宙は一つなので、あなたも私も、そして地球や太陽などすべてのものを含めて、実は見えない世界ではすべてつながっていて一つのものであるとうい考え方ですね。
そして、奉仕や与えるという行為は、このワンネスをプラスにする行為だということです。
例えば、あなたが誰かに良いことをしようと思っても、された人が有難迷惑だったりするようなときは、ワンネスはプラスになりません。
その逆もしかりで、あなたが誰かに良いことをしようと思っても、あなたの心がそれでマイナスになるのであれば全く意味がなくなります。
また、あなたが誰かに良いことをして、そのされた人は嬉しい思いをするけど、その周りの人がそれで嫌な思いをしたらまたワンネスがプラスにはなりません。
そしてこれは人間関係だけではないので、あなたが誰かに良いことをしようと思って、他の動物や植物、はたまた地球が嫌な思いをするようなことがあればやっぱりプラスにはなりません。
このように、奉仕や与えるということは、可能な限りワンネスをプラスに持っていく必要があります。
しかし、この世はご縁の世界なので、誰かに良いことをするとどうしても他の誰かが傷ついてしまうようなことも出てくるのです、それでもプラス側を最大に、マイナス側を最小にという意識が大切になってきます。
そして、このワンネスをたくさんプラスにしたら、その分ほど自分に良いことが返ってくるといった感じです。
自己啓発書とかに書かれている、宇宙貯金とかいうやつですね。
なので、自分のためにも、宇宙のためにも、ワンネスをどんどんプラスにできる、奉仕活動や与えるという行為をやっていけたらいいですね(^^)
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